コッツウォルズの亜麻畑

コッツウォルズの亜麻畑

2017年7月18日火曜日

芝刈りロボット


庭の芝はとても素敵ですが、猛暑の夏は芝刈りが大変ですね。イギリスの園芸雑誌の広告をみるのも、結構珍しいものや素敵なものを発見して楽しいものです。今回は芝刈りを自動でしてくれるロボットの広告を紹介します。まるで室内掃除ロボットのルンバのようですね。

この広告では・・・ロボットはとても頭がよくて、わずらわしい設定も必要なく、静かなので夜中に刈らせれば、朝は綺麗に駆られた芝になっています。多少凸凹の所でも使え、35度の傾斜地でも使用可能です・・とのこと


ネットで調べてみたら、日本でもいくつかの機種が入手可能になっています。
50万円もするホンダ製のものから、10万円前後の廉価なものまであるようです。

猛暑で芝刈りに疲れたガーデナーさん、いかがですか?


2017年7月15日土曜日

素晴らしいガーデンパーティーは是非ここで!


イギリスの夏は最高気温は20~25度で、庭で快適に過ごすことができて羨ましいですが、ガーデンイラストレイテッド誌には夏のガーデンパーティーにおすすめのイギリスでもっとも美しい15のガーデンが紹介されています。こんな素晴らしいお庭でのパーティー、本当に素敵で憧れますね~

①最初のページに出ているのは、コッツウォルズにあるガーデン好きにはガーデニングの聖地のようなバーンズリーハウスBarnsley House。故ロールマリー・ベレイさんによる庭です。初夏の黄色のキングサリと青いアリウムのアーチ、春のポタジェなど特に有名です。


②Hotel Endsleigh(デボン州)
 テレビでおなじみのガーディナー、アラン・ティッチマーシュ氏が「牧歌的風景の中にあるおとぎ話のようなコテージガーデン」と評した18世紀にデザインされた庭園です。フォーマルなテラスとボーダーガーデンから風景式庭園へつながる素敵なガーデンです。

③Hestercombe Gardens(サマセット州)
 伝説のガーデナー、ガートルード・ジェキルさんが植栽のデザインをした庭園で、悪天候でもオランジェリー(昔かんきつ類を育てていた温室)でパーティーができます。好天なら芝生、ビクトリア風のテラス、サンクンガーデンの造形花壇も素晴らしい会場になります。

④Loseley Park(サリー州)
 16世紀の建物の横には塀で囲まれたガーデンがあり、いくつかの「部屋room」に分かれていて、特に白い花が咲くホワイトガーデンは中央に噴水があり、パーティー会場に最適です。

⑤Sky Garden(ロンドン)
 ロンドンのスカイラインを360°見渡すことのできるガーデンで、乾燥に強い地中海や南アフリカの植物を集めていてエキゾチックでスタイリッシュな空間となっています。プライベートな食事や大きなイベントに最適です。

⑥Abbey House and Gardens(ウィルトシャー州)
 植栽は大胆でしかもロマンティックです。シャンペンを手に5エーカーほどあるガーデンを歩けば、中世のハーブガーデン、ノットガーデン、草花のダブルボーダー花壇など十分楽しめます。

⑦Nash Conservatory at Kew(サリー州)
 有名な王立園芸協会のキューガーデンにある温室です。もともとバッキンガム宮殿に建てられたもので、1836年にキューガーデンに移築されています。温室内は明るく、200名ぐらいのパーティーに対応できます。好天であれば隣接する芝生の広場も出ることができます。

⑧Tatton Park(チェシャー州)
 春は日本庭園の桜の花が咲き、樹木園にはブルーベルのじゅうたんが現れます。夏はバラが咲いてすばらしい香りが満ち溢れます。350名のパーティーが可能です。

⑨Cadhay Manor(デボン州)
 エリザベス様式のマナーハウスにはナチュラルな植栽のガーデンがよく調和しています。古いコテージガーデンの豊かな色づかいが素晴らしく、リラックスできる雰囲気を作っています。芝生の広場は庭でのゲームに最適です。

⑩Rousham House and Garden(オックスフォードシャー州)
 おそらくもっとも多くのガーデンデザイナーからお気に入りとされているのがこのロウシャムハウスのガーデンでしょう。18世紀にウィリアム・ケントによりデザインされた庭はほとんど当時のままの姿で残されています。
(ここのミニチュアの焼き物を前回の記事で紹介しています)

⑪Scampston Hall(ヨークシャー州)
 著名なデザイナーのピエト・オードルフ氏がデザインした壁に囲まれた庭でドリンクパーティーをするもよし、広い芝生の広場にあるマーキー(大型テント)で着席での食事をするのもよしのパーティーに最適な素晴らしいガーデンです。伝説のデザイナーのケイパビリティー・ブラウンがデザインした池のある広大な風景式庭園も見どころです。

⑫Newby Hall and Gardens(ヨークシャー州)
 ローズガーデン、ウォーターガーデン、ホワイトガーデンなどのテーマをもった庭があり、それぞれが少人数のグループのパーティーに最適です。芝生や剪定された生垣を見渡すオランジェリーや、谷に流れる川を見渡すマーキーもあります。

⑬Kenilworth Castle and Elizabethan Garden(ワーウィックシャー州)
 ロマンチックな城跡の下の芝生に集まったり、エリザベス様式の幾何学的なデザインの庭を歩いたりできるガーデンです。16世紀につくられた当時を再現しています。

⑭Arley Hall and Gardens(チェシャー州)
 イギリスでおそらく最初につくられた草花のボーダー花壇は真夏はとても見ごたえがあり、何世代ものガーデナーたちに影響を与えてきました。250年間同じ家系で管理してきたこの庭は、植物の選び方やフォーマルなデザインがくつろげる場所をつくっています。

⑮The Barn at Bury Court(サリー州)
 ピエト・オードルフ氏とのコラボで作られた中庭のガーデンには彼のお得意のニュー・ペレニアルスタイル(多年草を使った新しい植栽様式)が見られ、ミニマリストのクリストファー・ブラッドレイホール氏によるフォーマルな格子パターンのフロントガーデンもまたここでは見られます。


2017年7月14日金曜日

ガーデンのかわいいミニチュア


アメリカのアリゾナ州に住む陶芸家のアンドレア Andrea Shemilt Kashanipour さんは、30代に何度も訪れたイギリスのガーデンの生垣や花壇、トピアリーや池などのミニチュアを作っています。
最新作はガーデンイラストレイテッド誌の前編集長のジュリエットさんから勧められて、イギリスの有名な庭園、たとえばヒドコートマナーやレーベンスホール、ハンプトンコート宮殿などの庭にあるものを題材にミニチュア作りをしています。
彼女はスタッフォードシャー・ポタリー(フィギュアもので有名)に強く影響を受けているそうです。
自宅の工房でつくる作品はネット販売されているそうです。

とてもかわいらしくて欲しくなってしまいそうですね。



アンドレアさんと彼女の作品

アンドレアさんのスタジオにある教会の形をした飾り棚には作品が飾られています

細かい線画をもとにオックスフォードシャーにあるロウシャムハウスの
鳩小屋とノットガーデンを忠実に再現しています

バークシャーのクリブデンハウスの水彩画

グレートデクスターガーデンをつくりあげたクリストファー・ロイド氏は
大のダックスフント好きで、孔雀のトピアリーとともに庭のシンボルとなっています

カンブリアにあるレーベンスホールのたくさんのトピアリーのミニチュア

ハンプトンコート宮殿のサンクンガーデンの水彩画で、
今アンドレアはこれに取り組んでいます

ヒドコートの池と生垣

アンドレアさんのスタジオからは西洋ツゲの生垣は見えず、
ただジュニパーやオークの木とアリゾナの赤い岩の丘が見えるだけです




2017年7月11日火曜日

都会のワイルドフラワー・メドーガーデン


ワイルドフラワー(野草)を使ったメドー(草原)ガーデンは人気がイギリスでもとても人気があります。しかし狭いスペースではなかなかむずかしいのも確かですね。

ガーデンイラストレイテッド誌ではシェフィールド大学の園芸生態学のJames Hotchmough教授がシェフィールドにある400平米の自邸の庭に実験的につくっているワイルドフラワーを使ったメドーガーデンが紹介されています。教授はロンドンオリンピック公園の植栽デザインのコンサルタントをしています。

色鮮やかなワイルドフラワーを使ったメドーガーデンは当初はうまくいかないとか厳しい批評もあって、自然な植栽に対しては暖かくは迎えられませんでしたが、今では普通に受け入れられています。

夏の花には茎に葉のないものを使って野草の草原らしくしています。

庭にはすき間なく植物が植えられていて、園路の縁を花がおおっています

都会の庭では、
①エキゾチックな植物も排除せずに使用する(南アフリカの植物はシェフィールドでよく育つ)
②日陰にも強いような地面をおおう低い植物(プリムラやラナンキュラスなど)を植えておくと春も淋しくなく、雑草が生えにくく、背の高い植物が夏に育っても生き残る
③1月から11月まで花を絶やさないようにする
④大きな穴を掘りがちな犬を庭で飼うのはちょっとむずかしい
⑤上手く育たなそうな植物もすぐに引き抜かず様子をみると、翌年は立派に育つことがある
とアドバイスしています。


教授おすすめの夏の植物です。
①ヘメロカリス・レモンベルズ
②ガルトニア・カンディカンス(ツリガネオモト)
③ベルクヘヤ・プルプレア
④ヒメヒオウギスイセン
⑤メガルカヤ
⑥ツルバギア・ビオラケア(ルリフタモジ)
⑦エキナセア・パラドクサ
⑧グラジオラス・ルビー



2017年6月30日金曜日

剪定の仕方 夏の果樹


木の剪定は種類によって時期や方法が異なっていて、結構むずかしいですね。
ガーデナーズワールド誌は季節の折々の花木や果樹の剪定について毎号のように記事を掲載しています。

今月号は果樹の夏の剪定の仕方です。ここではリンゴの木の写真がでていますが、そのほかモモ、スモモ、アンズ、サクランボ、洋ナシ、ブドウ、カラントなども同様の方法でこの時期に剪定します。




春から初夏にかけて前年の枝に花や実をつける一方、たくさんの新しい枝を伸ばしています。枝は軟らかく緑色で、しばしば旺盛に伸びています。


 主枝の一番伸びている新枝は、半分ぐらいのところの芽のすぐ上で切ります


 すべての側枝は剪定ばさみで基部から3枚ぐらい葉を残して切り戻します。折れたり枯れたりしている枝やか細い枝は切ってしまいます。


 害虫や病気がないかチェックします。この写真は火傷病です。見つけたら健康な部分で剪定して、切った枝は焼却します。


実がついている枝から延びた新枝は、実の上に2枚ほど葉を残して切り詰めます。





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先日、この記事を読んで我が家のリンゴの枝も剪定をしました。今年は実があまりついていないので、来年に期待しています。






2017年6月27日火曜日

公共の場所で挿し穂を採るのは盗みですか?


庭園や公園を訪れたときに、植物の枝から挿し穂をちょきんと切って取るのは窃盗にあたるのでしょうか?

ある疑問に二人のガーデナーが意見を述べる連載記事「オーバーザフェンス」の今回のテーマはちょっと異色です。



王立園芸協会のウィズリーガーデンのマシュー・ポッティッジ氏の意見は・・

「庭園や家の所有者に属する植物の一部を許可なく持ち去るのは窃盗です。素晴らしい植物から簡単に挿し穂が取れるような状況には誰でも遭遇したことがあるでしょう。しかし、他人の所有物を持ち去るのは意識的な決断です。
 その証拠を見つけるのはむずかしくありません。植物はしばらくの間、傷があるからです。私はチリマツ(モンキーパズルツリー)のファンですが、よく期の下の方の枝先が捻り取られて樹液が流れ出しているのを見つけます。
 もし庭園や公園を訪れる人たちがみんな同じことをしたら、その植物はダメになります。私のいるウィズリーガーデンには毎年100万人以上の人が来ますが、盗みはあるものの、庭をすっかりダメにするほどではありません。
 欲しい植物は自分で購入しましょう。王立園芸協会のホームページで探せますから、言い訳はできません。」


一方、園芸関係の本の著者であるケイ・マグアイヤー氏の意見は・・

「誰でも長年欲しいと思っていた植物に出くわしたときに、取りたいという誘惑にかられたことがあるでしょう。そして園芸の知識があって自分で増やせるとしたらなおのことです。
 窃盗だと明確に決めつけるのはちょっと違うかなと多くのガーデナーが思うのではないでしょうか。
 盗みだとしても、いったいどこで線を引くのでしょうか。マシューは正しいですが、多くのガーデナーは頼まれれば植物を分けてくれるでしょうし、許可を得たいと思っているひとも多いでしょうが、公園や道端、ショッピングセンターなどの植物はどうでしょうか。ちょっと挿し穂をいただく程度は問題ないのではないでしょうか。やり過ぎは植物を痛めてダメにしてしまうので、挿し穂で植物への愛を広く世界に広げるという原点から考えればもちろん良くありません。」

いかがでしょうか、みなさんはどう考えられますか?


2017年6月25日日曜日

英国の園芸テレビ番組50周年


NHKの「趣味の園芸」は1967年(昭和42年)に放送を開始して、今年で50周年を迎えていますが、イギリスでもその直後の68年1月にBBC放送で園芸番組「ガーデナーズ・ワールド」の放送が開始され、今年で50年目を迎えています。

BBCは番組と同じ名前の雑誌を出版していていますが、趣味の園芸のテキストが番組の内容の紹介を記事の中心にしているのとが違い、テレビ番組の内容の紹介はほとんどなく、独立した雑誌となっています。ただ、雑誌に紹介される記事の多くがテレビ番組のプレゼンターたちにより行われているため、テレビと雑誌はうまく引き立てあって共存している印象です。

ガーデナーズワールド誌の6月号の表紙には、この20年間に番組のメインプレゼンターをつとめてきた二人のガーデナー、アラン・ティッチマーシュ氏とモンティー・ドン氏が二人並んで登場しています。このツーショットは美しい庭で有名なイギリスのコッツウォルズにあるバーンズリーハウスで撮影されています。庭での二人の対談の様子が雑誌のホームページで公開されています(→ここをクリック)。






そして雑誌の冒頭の特集として、番組の歴史を紹介しています。


番組が始まった60年代から70年代の副題は「Yシャツとネクタイ、そして巨大なテレビカメラ」。
ちょうど時代は白黒テレビからカラーテレビの時代になったころで、それまであった白黒の園芸番組のあと、カラーの番組としてこのガーデナーズワールドが登場したそうです。
最初の番組の顔となったのはパーシー・スローワー氏(英国の主任ガーデナーと言われた)で、ネクタイとパイプがトレードマーク。そして翌年にアーサー・ビリット氏(左下の犬が写った写真の左)が番組に加わります。この当時からプレゼンターの自邸の庭が撮影に使われていたそうですが、大きいテレビカメラと太いケーブルを使った撮影の準備が大変だったようです。
パーシーの娘のマーガレットさんは父と一緒に番組にでたこともあり(写真右下)、当時は20人ぐらいのスタッフが撮影にきていて、お母さんがランチを作っていたこと、台本はなくて感じたことを話していたことなどを紹介しています。



80年代は「きたないジーパンと有機栽培、そして女性プレゼンターの登場」
1980年にパーシー・スローワー氏に代わって、テレビの経験はまったくなかったジェフ・ハミルトン氏がプレゼンターに加わり、その後メインのプレゼンターとなります。かれはトレーナーと泥だらけのジーパンで登場して手を泥まみれにして安上がりの方法を考案するスタイル。
1983年からは現在も息子さんに引き継がれている彼のバーンズデイルの庭から放送されます。ジェフは一般の人々が庭づくりの参考にしやすいようにと、ここに小さな庭をたくさん作っていきます。83年には一週間に2ポンドでつくる庭を手がけ、またオーガニックガーデニングを始めています(現在も彼の有機栽培の著書が改訂されて出版されています)。
彼の次男のニック・ハミルトン氏は、番組のメインプレゼンターになったときは17歳だったそうで、父はとても実践的な人で何でも自分でやっていたこと、とてもユーモアがあったこと、うまく育たなかった時にはそのまま番組で見せていたこと、などのエピソードを紹介しています。彼が作ったいろいろな38の庭は20年経って立派になってたくさんの見学者が今もきているそうです。



90年代は「石じゃない石、幅広いン内容、そして突然の終わり」の時代です。
このころになるとテレビカメラは小型になって、どこにでも撮影にいくことが簡単になったため番組の構成が変わって、ジェフの庭からの放送の間に他のところで撮影してきたものを入れるような雑誌のような構成になったのです。
ジェフは自分で自作する小さな庭造りを90年代も続けていて、視聴者にも好評でした。石灰岩が庭造りのためにたくさん採掘されて自然景観を台無しにしているのを知った彼は、自分で石じゃない石を作る(モルタルで)方法を紹介したりしています。
ジェフは95年に軽い心臓発作をおこし、仕事を減らしていましたが、96年8月にチャリティーの自転車レースで致命的な心臓発作を起こして突然なくなりました。
ジェフの最初の発作のあと後継者として彼の友人のアラン・ティッチマーシュ氏に仕事を引き継いでいっていましたが、突然のジェフの訃報に、まだ自分の庭の名前をつけずにいた彼は番組放送直前にあわててバーリーウッドという名前をつけたそうです。
少しずつアランも仕事になれていきましたが、彼のジーパンはジェフほどはよごれていませんでした。当初はいろいろ批判もされましたが間もなく視聴者に愛されるようになりました。

雑誌ガーデナーズワールドは1991年に創刊で、昨年25周年を祝っています。



2000年代は「スタイルや内容、借地での撮影、そして新しい番組のフォーマット」
アランの庭バーリーウッドは細長くて傾斜のあるところだったため、それまでの撮影ではなかったような問題がいろいろ出てきましたが、彼はいろいろな工夫をして海岸の庭、大きな野生動物のための池、熱帯の庭などを作っています。
アランはそれまでの司会者たちよりも倹約的ではありませんでしたが、ガーデニングの方法の指導力は同様に高く、またジェフのオーガニックガーデニングへの熱意も引きついでいました。
2002年にはアランは番組をやめることにして、別のところで毎週の番組作りに縛られない庭造りを開始し、彼の家族も放送局から毎週自宅にスタッフが撮影にやってくる生活からやっと卒業することができました。
アランの後継者はすでに別の番組の経験があり、新聞にコラムを書いていた有機栽培に熱心なモンティー・ドン氏に決まりました。しかし、今までと違い、自邸の庭からの放送ではありませんでした。BBCが番組のために借りた庭からでした。
番組の内容は幅広くなり、一番良い一輪車の選定、サラ・レイブン氏による植物の癒しの効果なども。現在プレゼンターをしているキャロル・クレイン氏やジョー・スイフト氏もこのころからレギュラーで出演しています。
2008年にモンティーが軽い脳梗塞をわずらってから、トビー・バックランド氏が番組を引き継ぎました。2009年には番組のための新しい借地へ移って、バーンズデイルでジェフがやっていたような、何もないところからの庭造りを番組で紹介しています。



2010年代は「気候変動、ソーシャルメディア、そしてモンティーの復帰」
健康を取り戻したモンティーは2011年に番組に復帰します。そして番組の伝統に立ち戻って、彼の庭ロングメドーからの放送が始まります。彼はここに1991年に移り住んで、妻のサラと3人の子供たちと一緒にほとんど一から庭造りを始めていました。番組が始まるころにはたくさんの部屋に分かれた成熟した庭が出来上がっていました。視聴者は四季それぞれの彼の個人的な庭仕事を見て、困難な問題からの回復法も学びました。その一例が西洋ツゲの病気による生垣やトピアリーの大きな被害でした。病気への対処法をいろいろ試行錯誤し、2017年のシリーズでは病気になった西洋ツゲを全部引き抜いて焼却し、新しい庭づくりに進んでいます。
モンティーはジェフの16年間に並び、さらに2年間の契約延長を最近行っています。



そして最後にこれからの時代です。
放送時間の延長、より幅広いアピール、そしてより多くのプレゼンターによる番組作り。
1時間での放送回数が増えています。時間が長いとより広い分野が扱えるようになります。また、初心者から熟練者までいろいろなレベルのガーデナーに役立つ番組作りも課題です。そのために番組のプレゼンターを増やしています。
これからの50年、ますます世の中は忙しくなり、生活のペースも速くなることでしょう。そしてこの番組のもっとも大切な役割はそのスピードをゆるめ、ちょっと立ち止まって庭のリズムとつなぎ、そして自然の美しさに気づいてもらうようにすることでしょう。





下の動画は番組50周年を記念した放送番組です。(突然みられなくなることがあります)

アランとモンティーの対談もあります(番組の中ごろ、23分ごろから)。
この50年間にもっともガーデニングに影響を与えた植物の視聴者からの投票結果がこの日の放送で発表されました(結果は番組の最後のあたり、55分ごろに発表されます)。